愛してる。 最初にそう言ってきた人は糸でくくりつけた。 だって逃げようとするから。 愛してる。 次にそう言ってきた人は火あぶりにしてあげた。 だって利用しようとするから。 愛してる。 3番目に言ってきた人は毒を持ってあげた。 体が目当てだったから。 幾度となく繰り返される日々。 魔女と苛まれる日々... 続きをみる
2017年10月のブログ記事
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最初に背を向けたのは俺だった。 君といるのが怖くなったんだ。 君が何を考えてるのかわからなかったから… 失ってから気づくこともある。 冷たい君を抱きかかえて呟く。 君を愛せなくてごめん。 君を1人にさせてごめん。 遅くなってごめん。 お願いだから目を開けて。 俺にもう一度笑いかけて。
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最初に背を向けたのは私だった。 その後、分厚く透明な壁を気づかれないように作った。 振り返るとあの人は泣きながら壁を叩いていた。 私はうつむき耳を塞ぎ聞こえない振りをした。 あれからどのくらいたったのだろうか。振り返ると、そこにあの人はいなかった。 遠くで幸せそうに私の知らない誰かと笑いあってるあ... 続きをみる
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私はずるい。 あなたを守ってるようであなたに守られてる。 優しい私。強い私。 いろんな私を守ってもらってる。 私のイメージを守ってくれてるあなた。 本当は強くて優しいきみに。弱くずるいわたしに。 どうかそのまま気づかないでいて。
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いつも君の背中に隠れてた。 大きい背中。憧れの存在。 時折見せる悲しそうな表情。 震える背中。目をそらしていた。 君に頼ってもらえるくらい優しくなりたい。 本当は弱い君を守りたい。 ただそれだけなんだ。