あの手紙はあなたに届いたのだろうか。 手紙に書かれてる偽りの幸せ。 あなたに会いたい。 今でも私はあなたを思い続けてる。 今日はあなたと私の夢を叶える日。 髪を結い赤い紅を引き純白のドレスを身にまとう。 一刻一刻、針が刻む。 待てども待てどもあなたは現れない。 突如鳴り響く音。 夢の終焉を告げる悪... 続きをみる
気ままブログの新着ブログ記事
-
-
届いた名もなき手紙を見て以来君を夢に見る。 笑う顔。泣いた顔。 怒った顔。喜んだ顔。 今君は幸せですか? 笑えてますか? 愛する人は出来ましたか? 届かない言葉は弾けて消える。 このまま僕も弾けて消えようか。 明日は君の晴れ舞台。 晴れますようように。 心にもない祝福を口にし足を離した。
-
咲き誇る色とりどりの花 日陰で咲いてる花の中 宵闇に混じり 艶やかに 花が散り 蝶は舞う 四肢を震わせ 混じり合う刹那 溺れ 溺れ 溺るる 絡めとり離さないのは蜘蛛か蝶か はたまた…
-
-
-
愛してる。 最初にそう言ってきた人は糸でくくりつけた。 だって逃げようとするから。 愛してる。 次にそう言ってきた人は火あぶりにしてあげた。 だって利用しようとするから。 愛してる。 3番目に言ってきた人は毒を持ってあげた。 体が目当てだったから。 幾度となく繰り返される日々。 魔女と苛まれる日々... 続きをみる
-
-
-
-
最初に背を向けたのは俺だった。 君といるのが怖くなったんだ。 君が何を考えてるのかわからなかったから… 失ってから気づくこともある。 冷たい君を抱きかかえて呟く。 君を愛せなくてごめん。 君を1人にさせてごめん。 遅くなってごめん。 お願いだから目を開けて。 俺にもう一度笑いかけて。
-
-
最初に背を向けたのは私だった。 その後、分厚く透明な壁を気づかれないように作った。 振り返るとあの人は泣きながら壁を叩いていた。 私はうつむき耳を塞ぎ聞こえない振りをした。 あれからどのくらいたったのだろうか。振り返ると、そこにあの人はいなかった。 遠くで幸せそうに私の知らない誰かと笑いあってるあ... 続きをみる
-
私はずるい。 あなたを守ってるようであなたに守られてる。 優しい私。強い私。 いろんな私を守ってもらってる。 私のイメージを守ってくれてるあなた。 本当は強くて優しいきみに。弱くずるいわたしに。 どうかそのまま気づかないでいて。
-
いつも君の背中に隠れてた。 大きい背中。憧れの存在。 時折見せる悲しそうな表情。 震える背中。目をそらしていた。 君に頼ってもらえるくらい優しくなりたい。 本当は弱い君を守りたい。 ただそれだけなんだ。