気ままブログ

短編小説もどきを書いてます。
すぐ読み終わる感じで書いてます。
基本的に2話構成。

ある夜空を翔けた鳥がいた。

飛び方を知らない鳥は、地の底へ堕ちていった。

許されない。そう思いながら。


馬鹿だな。とっくに許してたよ。

冷たく横たわる鳥を見て僕は言った。

大事そうに抱えていた、石を持って僕は消えた。


赤、青、黄、緑、紫、白、黒、桃。

色々な花が咲いた。

あぁ、綺麗だ。まるで君のよう。

もうすぐ君のところへ行くよ。

花束を抱えて。